最新の本稼働リリースの MySQL を使用してください。MySQL の旧リリースを UnixWare 7.1.x に使用する場合、最低でも MySQL の 3.22.13 に近いものを使用するとポータビリティおよび OS の問題の修正版を使用できます。
以下の configure コマンドを使用して UnixWare 7.1.x 上で MySQL をコンパイルできます。
CC="cc" CFLAGS="-I/usr/local/include" \
CXX="CC" CXXFLAGS="-I/usr/local/include" \
./configure --prefix=/usr/local/mysql \
    --enable-thread-safe-client \
    --with-innodb --with-openssl --with-extra-charsets=complex
gcc を使用する場合には、gcc 2.95.3 あるいはそれ以上を使用する必要があります。
CC=gcc CXX=g++ ... ./configure ...
SCO ではオペレーティングシステムのパッチを提供しており、UnixWare 7.1.1 用は ftp://ftp.sco.com/pub/unixware7 に、UnixWare 7.1.3 用は ftp://ftp.sco.com/pub/unixware7/713/ に、UnixWare 7.1.4 用は ftp://ftp.sco.com/pub/unixware7/714/ に、OpenUNIX 8.0.0 用は ftp://ftp.sco.com/pub/openunix8 にあります。
SCO ではセキュリティー修正に関する情報を提供しており、OpenUNIX 用は ftp://ftp.sco.com/pub/security/OpenUNIX に、UnixWare 用は ftp://ftp.sco.com/pub/security/UnixWare にあります。
UnixWare 7 のファイルサイズは VXFS で最大 1 TB です。オペレーティングシステムユーティリティーの中には 2GB 制限にものもあります。
UnixWare 7.1.4 では大きなファイルサイズのサポートを取得するのに何もすることはありませんが、UnixWare 7.1.x 以前のバージョンで大きなファイルをサポートするには fsadm を実行する必要があります。
#fsadm -Fvxfs -o largefiles /#fsadm /* Note #ulimit unlimited#/etc/conf/bin/idtune SFSZLIM 0x7FFFFFFF** Note #/etc/conf/bin/idtune HFSZLIM 0x7FFFFFFF** Note #/etc/conf/bin/idbuild -B* This should report "largefiles". ** 0x7FFFFFFF represents infinity for these values.
          shutdown
          を使用してシステムをリブートします。
        
          デフォルトでは、/etc/conf/cf.d/mtune
          へのエントリは以下のように設定されます。
        
Value Default Min Max ----- ------- --- --- SVMMLIM 0x9000000 0x1000000 0x7FFFFFFF HVMMLIM 0x9000000 0x1000000 0x7FFFFFFF
          カーネルに変更を加えるには、idtune
          名前のパラメータ
          コマンドを使用します。idtune
          は、/etc/conf/cf.d/stune
          ファイルを変更してくれます。カーネルの値を設定するには、次のコマンドを
          root
          として実行します。
        
#/etc/conf/bin/idtune SDATLIM 0x7FFFFFFF#/etc/conf/bin/idtune HDATLIM 0x7FFFFFFF#/etc/conf/bin/idtune SVMMLIM 0x7FFFFFFF#/etc/conf/bin/idtune HVMMLIM 0x7FFFFFFF#/etc/conf/bin/idtune SFNOLIM 2048#/etc/conf/bin/idtune HFNOLIM 2048
次に以下のコマンドを発行して kernel を再度ビルドしてリブートします。
# /etc/conf/bin/idbuild -B && init 6
システムを調整する場合、使用する適切なパラメータ値は、アプリケーションまたはデータベースにアクセスするユーザーの数およびデータベースのサイズ (つまり、使用中のバッファープール) によって決まります。次のカーネルパラメータは、idtune で設定できます。
              SHMMAX
              (推奨設定値: 128M バイト) および
              SHMSEG
              (推奨設定値:
              15)。これらのパラメータはユーザーのバッファープールを作成する
              MySQL
              のデータベースエンジンに影響を及ぼします。
            
              SFNOLIM および
              HFNOLIM は最大で
              2048 にします。
            
              NPROC は最低でも
              3000/4000 (ユーザー数による) に設定します。
            
              SEMMSL、SEMMNS、および
              SEMMNU
              の値の計算には、次の式をお勧めします。
            
SEMMSL = 13
13 は Progress および MySQL の両方に最適な値であることが分かっています。
SEMMNS = SEMMSL × number of db servers to be run on the system
              SEMMNS
              を一度にシステムで使用するデータベースサーバーの倍数
              (最大) の SEMMSL
              の値に設定します。
            
SEMMNU = SEMMNS
              SEMMNU
              の値を設定して
              SEMMNS
              の値を同じにします。この値を
              SEMMNS の 75%
              に設定できますが、これは控え目な値です。
            
